2007年3月16日 (金)

ドラえもん2・・・

『新魔界大冒険』は、まだ見れていない。最近、CMで頻繁に流れるたびに見てみたい想いが募るが・・・。この頃のドラえもん映画は非常にメッセージ性が強いと思う。物事を深い視点で考える際の、人生の入り口がここにあるとさえ思う。少なくともぼくにとっては、そうだったかなあ?そんな名作揃いの作品の中でも一番メッセージ性が強いと感じた作品は・・・

のび太と鉄人兵団:1986年

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これは、人間の文明社会による地球と、ロボットの社会による対立を扱った作品。ロボットの地球侵略を目論む姿は、歴史における帝国主義を彷彿とさせる。そこには、自己の所属する社会における正義が通れば、他者社会のあり方を問題としないところを全面に押し出したものである。とかく、ぼくたちは日本に暮らしているとわからないが、目に見えぬところで、また気づかぬところで、他国に対して同様のことをしているのだ。加害者側は気づかないことが多い。そう・・・、ひょっとしたら、学校におけるいじめの問題もそうなんだろうね。『鉄人兵団』である。地球が侵略されることで、ぼくたちを被害者側にたつことができた。そこから描かれるロボットの侵略は悪以外の何者でもないことに気づく。ただ、さらに一歩深く考えさせる作品といえるだろう。自分もロボットと同じことを他人にしてはいないか?ロボット側のスパイとして登場するリルルという少女。彼女には地球を侵略することを悪いことだと思ってもいない。むしろ、良いことであるとすら思っているのである。しかも、多分間違っていないのだろう。彼女の所属する社会においては。

「正義ってなんなんだろう・・・」

深く考えさせられる作品だよねえ。当然、小学校時代にそんなことを考えて見ることができたわけではない。でも、なんと言うか、うまく言葉にできない感覚みたいなものは感じたよ。なんか、うまくいえないけど・・・。

また、ロボット社会の侵略を食い止めるために、静とリルルが協力して解決することになるんだけど、その解決方法にアダムとイヴの話を引用しているところが非常にうまいなあと思った。結局、知恵というものが現在のロボット社会を作ってしまったのだから、知恵をなくすことで対処しようとする。そのように過去を変えてしまうのだから、当然、リルルの存在もなくなってしまうのである。そして、迎える静とリルルの別れ。本当に感動するよ。

まあ、このころの作品全てに言えると思うけど(本当かなあ?)、人間の功罪を考えさせられる作品が多い。それをドラえもんという少年向けの素材で扱うことって非常に価値のあることだよね。ぼくにこどもができたら、ドラえもんの映画シリーズは全て見せるつもりでいる。本当におもしろいし、何か物事を深く考えてみるきっかけ作りになると思うからね。その点で、昨今のドラえもん映画のリメイク傾向は、ぼくにとって幸運でした。少年の記憶に隠れていた部分を純粋に掘り起こしてくれたのだから。

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2007年3月 9日 (金)

ドラえもん1・・・

ドラえもんの新映画「ドラえもんのび太の魔界大冒険」を見てみたいと思った。これは、ぼくがまだ少年のころ見た作品のリメイクである。

ドラえもんのび太の魔界大冒険:1984年

キャスト:ドラえもん、のび太といつものメンバー、満月博士、大魔王デマオン、満月美夜子

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これは傑作。大人になった今、やっぱり名作だと思う。万一、子供ができたら見せたい作品の一つだね。今年、「ドラえもんのび太の新魔界大冒険~7人の魔法使い~」でリメイクされる。モシモボックスで開かれる魔界世界への入り口。そして、モシモボックスで諸問題を解決しようとしたが、それでおしまいとは行かない、ストーリーの斬新さ。いまでも、鮮烈に覚えている。ドラえもん始めレギュラー陣が、悉く石になってしまった時は、

「ドラえもんもいよいよ終わりかア・・・」

と本気で思ったものだ。まあ、正直詳細はもう一度見直さないと思い出せない。だからもう一度、リメイク版をこの三月に見に行こうと思うよ。また、この主題歌で使われるmihimaruGTの「かけがいのない歌」もすんごくいいよね。魔界大冒険にマッチしていると思うよ。ドラえもんの映画が使われた名曲として、今の子供たちにも歌い継がれていってほしいよね。ぼくの頃は、「宇宙小戦争」で使用された武田鉄矢の「少年期」が名曲だった。「あ~、ぼくは~いつごろ、おとなになるんだろう~、あ~ぼくは~どおして~大人になるんだろう~」のフレーズは今でも覚えている。当時小学生だったぼくは、本当に大人になる自分は想像できなかった。そして、今大人になった自分がいる。でも、いまだにあのフレーズは新鮮さを失わない。「かけがいのない歌」も今の子供達にとって、そのような存在になってほしい。

「ぼくも大人になんないとね~」

思えば、『ドラえもん』は、ドラえもんが便利な道具を出して、いつものび太が調子にのって失敗するというオチで終わる。これには、人間、夢をかなえるには、努力が必要だよ!近道はない、と訴えている作品のように思える。だが、ドラえもん映画はそれに止まらない。確かに、入り口はドラえもんの道具が現れる。そこで問題が紛糾する。でも、その問題に対して、決して有能とは言えないのび太はじめ、しずか、すねお、ジャイアンが一致団結してがんばる姿はカッコいいよね。のび太が見せる勇気にはいつも感動する。カッコいいなあ。とホントに思う。ぼくは、映画で活躍するのび太でありたいな、と思う。ドラえもんシリーズは、「恐竜」、「宇宙開拓使」、「大魔境」、「海底奇岩城」、「魔界大冒険」、「宇宙小戦争」、「鉄人兵団」、「竜の騎士」、「パラレル西遊記」、「日本誕生」までは、真剣に見ていた。あの頃、これらの作品から、生き方を多く学んだと思う。勇気付けられたしね。努力の大切さも学んだ。大人になった現在、変にカッコつけて、変に頭イイぶって、努力を軽視しがちのこのごろ。いづれ、見直してみたいと思う。勇気復活だね。

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2007年2月14日 (水)

部屋掃除

今日は一日中部屋の整理をしていた。

掃除をあまりしない、かつ整理整頓ができないぼくだから、掃除をする時は決まって大掃除となる。懐かしいものが意外なところに埋まっていたりする。昔、はまっていた「東京大学物語」だ。

天才高校生「村上直樹」と「水野遥」の出会いから始まる。付き合いだすのは早いのだが、そのあと幾度となくすれ違い、またくっつき、そして別れる。その繰り返しだ。最後に目出度つながり・・・妄想だった。というストーリー。随所に作者「江川達也」観が垣間見える。「マジカルタルルート」の名前の由来、その底に潜む「江川達也」観。熱読当初は、共感する部分が多かった。いや、読んでも共感すべき部分は多い。「足ることを知る」との出会い。少年だったぼくにとっては、この言葉の響きは大きかった。(これは「ゴールデンボーイ」の中で、でてきたのかな?)今でも、足ることを知って生きていけたらな、と思ったりしている。でも、その気持ち自体が現状に不満から発せらる感覚であり、既に足ることを知らない人間といえる。

「ふーむ、難しいなあ・・・」

などと、一日中考えつつ、掃除をしつつ、気がついたら、夜である。寝なくてはいけない。そして・・・

「明日が良いでありますように」

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